私の"終わりなき青春"

今日のキミもだいすきだったよ。きっと明日のキミもね。

18 to 19

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2001年 1月 21日

キミは、アイドルになった。

 

今日はアイドル人生19年目に突入するキミへの気持ちとして、今の感情をそのまま残そうと思う。

 

 

 

 

すごく素直で、ちょっと人に優しすぎるくらいのキミは、きっと今までたくさんの人から好かれてきただろうし、頼りにされてきたんだろうな。

キミの全部なんて知っているわけがないけど、一ファンとして見ているだけでもそれは伝わってくる。

 

だけど、その性格がゆえに多くの悩みもあったんじゃないかな。

受けた悪意を素知らぬふりはできないんでしょ。

人を信じすぎるとこあるでしょ。

これこそ勝手な主観100%の意見だけどね(笑)

 

またすーぐ湿っぽくしちゃうごめんね。

でもさ、私、キミのそういうところが好きなんだ。

キミのいい人エピソードとかじゃなくて、MVのメイキングとか、バラエティーで抜かれないくらいのひと言とか、時には雑誌のテキストからも、そういう何気ないところからにじみ出るほんわかした優しさ。

 

キミの笑顔見てるとね、ああ、ほんとに心からあったかい人なんだなあって感じるんだ。

決して強くはないかもしれないけど、その分人の痛みもわかる、キミの。

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これは、東日本大震災で亡くなった方の家に取材に行った時のお仏壇の前での表情。

テレビ向きに涙を流すわけでもなく、遺族に気を使って神妙な面持ちにになるわけでもなく、この表情。

私、この表情を見た時、なんとも言えない感情に襲われて、気づいたら涙出てたんだ。

どうしてこんなに優しい表情ができるんだろう。

決して作られた感情からじゃ、こうはならないよ。

被災地でたくさん取材をしてきて、コンサートの仙台公演ではそれを思って涙しちゃうくらいだもんね。

と思うと同時に、だから私はキミなんだって分かった。

 

きらきらしたアイドルだけど、すごく人間くさい。

だからこそにじみ出る人としてのあったかさ。

そういうところに惹かれたんだなあって。

 

 

 

 

キミはアイドルです。

デビュー時の記者会見で、そして15周年ライブで改めて宣言してくれたように

「元気と勇気を届ける」アイドルです。

私にとって、キミは元気、勇気、そして生きる希望そのものです。

 

勝手に好きになったアイドルにこんな重いもの背負わせて、これがなくなったら生きていけないなんて思っていて、私もたいがいだよね。

 

キミはメンバーといるとどうしても聞き役になるし、周りを引きたてようとする。

そういうところが好きなんだよ?

でも、もっと自分を大切にしてって思っちゃう時もある。

キミのことを一番に好きな私たちの存在も、きっと分かってはくれているんだろうけど、それでも心配になっちゃう。

 

でも、こんなにキミのこと好きな人がいるんだよ。私だけじゃないよ。たくさんたくさん、キミのこと好きな人知ってるんだから。

 

だから、それだけは知っていてほしい。

忘れないでほしい。

 

 

さあ、19年目のスタート。

今年もゆっくり、キミが歩く一歩後ろをついていきます。

一緒に世界一の絶景(ゆめ)を見に行こうね。

 

拝啓 宇宙一のアイドルへ

 

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